今後に向けて

当社グループは、気候変動を含むサステナビリティへの対応を経営の重要課題の一つに位置付け、各種取組みを進めています。今後も引き続き、「大和証券グループ カーボンニュートラル宣言」に基づくネットゼロへ向けた取組みを含め、気候変動に関連した戦略的な取組みを着実に推進し、「2030Vision」の実現を目指していきます。

また、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーション強化に努め、TCFD提言に基づく情報開示の一層の充実を図っていきます。

図表7-1 今後の対応

TCFD提言 今後の対応
ガバナンス
  • 気候関連の課題における取締役会(三委員会含む)の監督強化
戦略
  • 気候関連リスクの財務的な影響についての継続検討
リスク管理
  • 気候関連リスクの既存のリスク管理体制への統合を継続検討
  • 環境・社会関連ポリシーフレームワークの継続的な見直し
指標と目標
  • SBT等を活用したパリ協定と整合的なScope3 Category15、Financed Emissionsに関する中間目標の設定
  • Facilitated Emissionsの算定方法の検討