金融経済教育・研究活動
大和証券グループは、証券ビジネスを通じて培ってきた金融経済分野の知識やノウハウを活かし、さまざまな世代に対して、金融経済教育を通じて将来を切り拓く力や資産管理スキルを身につけてもらうことを目的とした教育プログラムの提供および支援活動などを行なっています。
当社グループおよび金融業界では、皆様にお使い頂けるさまざまな教材やお役立ち情報を提供しております。ぜひご活用ください。
5分で学べる!お金のクイズ
お子様から大人の方まで、お金についての知識を楽しく簡単に学べるクイズです。
出張授業・セミナー、職場見学等

当社グループでは地域の学校や一般・職域の皆様等を対象に、出張授業・セミナー、職場見学受入等を行っています。
下記の概要をご確認頂き、ご希望の方は「出張授業・セミナー、職場見学等に関するお問合せ」フォームよりお申し込みください。
プログラム | 内容 | 対象 | 所要時間 | |
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出張授業 | 「株式」について学ぼう |
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小学生(高学年) 中学生 高校生 |
約45分×1~2コマ (要相談) |
大学生のためのライフプランニング |
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大学生 | 90分 | |
社会に出る前に知っておきたい金融基礎知識 |
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大学生 | 90分 | |
大学生、はじめての金融リテラシー |
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大学生 | 90分 | |
出張セミナー | これだけはおさえておきたい20代のお金の知恵 |
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新入社員含む20代 | 30分 |
NISAとは? |
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若手~中堅社員 | 30分 | |
iDeCoとは? |
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若手~中堅社員 | 30分 | |
退職金、あなたならどうする? |
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シニア(退職前) | 30分 | |
職場見学 |
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小学生(高学年) 中学生 高校生 |
1~2時間 (要相談) |
国民の金融リテラシー向上に資する取組み
大和証券グループは、国民の金融リテラシー向上に資する様々な取組みを推進しています。
ウェブコンテンツの提供
金融経済教育に関する学習ウェブサイト
SODATTE(そだって)
日々子育てに奮闘されている皆様が、投資による資産形成のみならず、教育資金・家計・子育てに関する知識を楽しく学ぶことができるウェブサイトです。
あいうえおかねの絵本
子育て世代の大人と幼児が一緒に学べ、ひらがな五十音も同時に学べるウェブサイトです。
大和証券グループ公式チャンネル(YouTube)
大和証券グループでは、2000年から配信していた有料多チャンネル放送サービス「スカパー!」における、日本唯一の証券専門チャンネル「ダイワ証券情報TV」に始まり、2011年4月からは、インターネットでどなたでも視聴できるオウンドメディア「ダイワインターネットTV」を、2022年4月からは無料動画配信プラットフォームYouTube上の「大和証券グループ公式チャンネル」として、金融・投資情報番組を自社スタジオで制作し配信しています。1日5回、タイムリーな東京マーケットの情報を発信するほか、香港やニューヨークのマーケット情報も毎日現地から発信しています。
毎日の放送のほかにも、大和証券や大和総研のアナリスト・エコノミストなどが出演し、時節に応じたテーマをわかりやすく解説する動画レポートや、企業情報などを配信しています。2020年7月より開始した新番組(注目!世界を変える「SDGs/ESG投資」)では、同社ストラテジストがSDGs/ESG投資についてわかりやすく解説しています。
なお、「ダイワインターネットTV」の取組みについては、SDGsの企業の取組事例集(金融業界編2015年/国連GC、KPMG発行)において、目標4「質の高い教育をみんなに」の事例として、多様な金融・投資情報をタイムリーかつ無料で配信している点が紹介されています。
今後も、投資家の皆様だけでなく、投資未経験層の方々にもご視聴いただけるよう、「貯蓄から資産形成へ」の流れをサポートできるような番組作りに努めていきます。
株式について学べる金融教材の制作
金融経済教育教材「『株式』について学ぼう」
政府が掲げるGIGAスクール構想により、学校でもデジタル化が進んだことに伴い、「株式」について学べるパワーポイント教材を新たに作成しました。指導案や説明例をノート機能に盛り込んでおり、学校の授業でもすぐに活用できる構成となっています。(発行:(株)談広告)
「おしごとはくぶつかん」への協賛
当社グループは2016年度より、小・中学生向けキャリア教育支援プロジェクト「おしごとはくぶつかん」(企画:朝日新聞社)に協賛しています。同プロジェクトでは、子どもたちが将来の仕事に対するビジョンを描けるよう、「おしごと年鑑」(書籍)や「おしごとはくぶつかん」(WEBサイト)において、「働くこと」やさまざまな「お仕事」についての情報を提供しています。
「おしごとはくぶつかん」(WEBサイト)
「おしごと年鑑」(書籍)の誌面内容に加え、クイズなどを交えながらゲーム感覚で学習できるWEBサイトです。
「おしごと年鑑」(書籍)

当社グループのページでは、株式や債券、投資、証券会社の仕事等について解説しています。「おしごと年鑑」は、全国の小・中学校やこども食堂等へ寄贈されているほか、「EduMall」(内田洋行の教育コンテンツ配信サービス)でも、誌面内容が無料で配信されています。
これまでの発行部数
おしごと年鑑2018 | おしごと年鑑2019 | おしごと年鑑2020 | おしごと年鑑2021 | おしごと年鑑2022 |
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64,000部 | 67,000部 | 75,000部 | 70,000部 | 75,000部 |
当社グループ掲載ページ
- おしごと年鑑2022
「お金と上手につきあうコツって?」 - おしごと年鑑2021
「SDGs債ってなあに?」 - おしごと年鑑2020
「証券会社のアナリストってどんな仕事?」 - おしごと年鑑2019
「トレーディングルームって、何をするところ?」 - おしごと年鑑2018
「証券会社って、どんな仕事をしているの?」 - おしごと年鑑2017
「会社を大きくするための資金集めはどうしたらいいの?」 - おしごと年鑑2016
「「株」ってなぁに?」
体験型プログラム
キッザニアへの協賛

3歳から15歳までのこども達の職業・社会体験施設「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」の両施設にて、「証券会社」パビリオンを出展しています。当パビリオンでは、証券会社のコンサルタントとして、投資家のお客さまの要望に合う投資先(パビリオン)に調査に出向き、結果を報告書にまとめます。
投資について理解できたり、お客さまに信頼される大切さが学べます。
ファイナンス・パーク(生活設計体験プログラム)

当社グループでは、公益社団法人 ジュニア・アチーブメント日本が提供するファイナンス・パークに協力しています。このプログラムでは、中学生を対象に、生活するうえで必要な金融や経済の仕組みを学ぶ機会を提供しています。ファイナンス・パークは、品川、いわき、仙台に開設しています。
ファイナンス・パーク 2021年度の参加人数
品川 | いわき | 仙台 | 合計 |
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3,341名 | 2,689名 | 8,395名 | 14,425名 |
教育関連の取組みおよび研究活動
STEAM教育普及のプラットフォーム創設メンバーとして参画
大和証券グループ本社は、産・学・官・公・教の連携で、日本におけるSTEAM教育※1の普及を目指す「学びのイノベーション・プラットフォーム」に参画しました。
STEAM教育の推進は、第6期科学技術・イノベーション基本計画(2021年3月閣議決定)にてSociety 5.0※2実現に向けた施策のひとつに掲げられており、産業競争力懇談会が構築した当プラットフォームには、STEAM教育教材のライブラリーやSTEAM教育を支える人材のネットワーク等の整備が期待されています。
当社は、証券ビジネスを通じて培ってきた分野の教育コンテンツの提供を通じて、当プラットフォームに貢献していきます。
- ※1Science、Technology、Engineering、Arts、Mathematics等の各教科での学習を実社会での問題発見・解決に活かしていくための教科等横断的な教育
- ※2サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
産学連携の一例:東京大学本郷テックガレージ(大和証券グループ寄附プロジェクト)
大和証券グループは、東京大学がアントレプレナーシップ教育を進める拠点として2016年に設置した「東京大学本郷テックガレージ(大和証券グループ寄附プロジェクト)」を支援しています。これまで、500人以上の学生が参加し、毎年数社が起業に結びついています。中でも、2018年に設立されたテトラ・アビエーション株式会社は、2020年2月、ボーイング社が後援する1人乗りエア・モビリティの世界大会で唯一の受賞チームとなる等、活躍を見せています。


金融経済教育担当役員メッセージ

- 株式会社大和証券グループ本社
- 執行役員
- 金融経済教育担当
- 阿部 東洋
成年年齢の引き下げにより、日本では、18歳を迎えたその日から大人としての人生を歩むことになります。そのため、小学生など早い時期から金融経済教育を受けることが重要です。また、社会人になっても、充実した人生100年時代を歩むためには、金融経済教育は欠かせません。
大和証券グループは、独自の活動はもちろんのこと、様々な団体や企業との連携を通じて、幅広い国民の金融リテラシー向上に貢献すべく、グループを挙げて取り組んでまいります。
コンセプト・推進体制
