トップメッセージ

事業領域を拡大する「ハイブリッド型総合証券グループ」の実現により安定的で持続的な成長を目指してまいります。

大和証券グループ本社 執行役社長 中田 誠司

株主・投資家の皆さまへ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

今年度は、2018年4月から当社グループがスタートさせた3ヵ年の中期経営計画“Passion for the Best” 2020 (以下、「中計」)の最終年度となります。

2019年度の国内株式相場は、米中貿易問題への懸念や新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に変動が極めて激しい年となりました。
このような環境下、グループの連結業績は、純営業収益4,262億円、経常利益702億円、最終利益を示す親会社に帰属する純利益は603億円となり、通期の配当を1株あたり20円(中間配当11円、期末配当9円)といたしました。

中計の基本方針の一つである、「クオリティNo.1のコンサルティング力による付加価値の高いソリューションの提供」に向けた取組みとして、リテール部門においては、大和証券の全営業店に、お客様満足度を測る指標「大和版NPS®」を導入いたしました。人生100年時代において顕在化する資産形成に対するニーズ、相続対策や事業承継に対するニーズについてもグループを挙げて取り組むことで、「お客様本位」の実現を図ってまいります。

また、伝統的な証券ビジネスを核に、外部ネットワークや周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループとしての「新たな価値」の提供に向け、昨年度においては、高齢のお客さまへのソリューション提供(※1)、次世代金融サービスの開発(※2)や不動産アセット・マネジメントビジネスの拡大(※3)、再生可能エネルギー分野に特化したフィナンシャル・アドバイザリー事業(※4)の拡大等への投資を行いました。

今般の新型コロナウイルス感染症に対する危機対応を契機として、世界的にも働き方改革やデジタル化の進展が加速しており、産業構造のみならず、社会全体が変貌を遂げようとしています。歴史的転換点に立つ今こそ、「未来を創る、金融・資本市場のパイオニア」として、お客様や金融・資本市場に価値ある新たな未来を創るべく、サステナブルで豊かな社会・国民生活の実現に貢献して参ります。

株主の皆さまにおかれましては、今後もなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2020年5月
株式会社大和証券グループ本社
執行役社長 CEO

中田 誠司
  • ※1老人ホームを運営するグッドタイムリビングの子会社化
  • ※2クレディセゾンとの資本業務提携
  • ※3サムティとの資本業務提携
  • ※4Green Giraffe Advisory B.V.への出資
  • (注)NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。