人材育成とスキルアップ

人材育成の考え方・方向性

大和証券グループの競争力の源泉は「人材」です。“クオリティNo.1のコンサルティング力による「付加価値」の高いソリューションの提供”を基本方針として、人材育成に注力しています。特に、社会人として、また大和証券グループ社員としてスタートを切る入社時からの基礎教育が最重要と位置づけ、研修プログラムを充実させています。さまざまなカリキュラムを通して、ナレッジ・テクニック・マインドを磨き上げ、クオリティNo.1を目指し、プロフェッショナル人材を早期に育成する体制をとっています。
また、健全な金融・資本市場の発展のために、まず社員から企業倫理やコンプライアンスを徹底することが重要と考え、定期的に情報セキュリティ・コンプライアンス研修を実施しています。

教育・研修制度

当社グループは、自分の仕事を好きになり、高い目標に挑み続ける真のプロフェッショナル集団を目指しています。社員は、今の業務に必要な要素を身に着けるのはもちろんのこと、自身が将来目指すキャリアに向けて不断の努力を積み重ねていきます。「必須プログラム」を業務として明確に位置づけ取り組む一方で、自身の将来のために必要な「選択型プログラム」を充実させることで、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成の実現を後押しする教育体制となっています。また、グループ合同での研修機会を充実させ、グループ社員同士の横のつながりや連帯感の醸成を図っています。

若手研修

入社後2年間をプロフェッショナルとなるための基礎教育期間と位置づけ、習得すべき項目や水準を設定し、集合研修、OJT、e-ラーニング、資格取得支援を有機的に組み合わせた「ダイワベーシックプログラム」を実施しています。さらに2017年度からは、入社3~5年目の社員に対して、教育プログラム「Q-Road」を実施しています。クオリティNo.1に向けて、ナレッジ・テクニック・マインドを向上させるプログラムとなっており、ゴールを高いレベルで明示し、社員の成長をさらに促進していく内容としています。

スキル研修

社員自身が強化したいと考えるスキル・テクニックの向上を目的に、さまざまなスキル・専門知識の習得機会として、スキル研修を実施しています。また、2017年度よりe-ラーニングを拡充し、社員の自己研鑽意欲により応えることができる体制を整備しています。

ベテラン層向け研修

45歳以上を対象に、継続的なスキル向上を目的とした研修プログラム「ASP(Advanced Skill-building Program)」を実施しています。あわせて継続的なスキル向上に取り組む社員の処遇を優遇する「ライセンス認定制度」を導入しています。導入後、45歳以上の人員の6割強にあたる約1,700名が18,000講座を超えるプログラムを受講しています。

  • 2018年度のスキル研修実施回数と参加者数:27講座・64回実施
    参加者累計:13,488名
  • 当社グループの教育投資にかかわる費用:22億円

資格取得支援

大和証券グループでは、クオリティ No.1のコンサルティング力による「付加価値」の高いソリューションが提供できる人材の育成に取り組んでいます。大和証券ではファイナンシャル・プランナー資格(AFP・CFP®)および証券アナリスト資格を証券業務コア資格と位置づけ、取得を推進しています。その結果、ファイナンシャル・プランニング・サービスを行なうための税制や相続・不動産などの知識や技能を認定するための難易度の高い資格であるCFP®取得者は796名で、業界最高水準となっています。また、入社2年目までの教育研修プログラム「ダイワベーシックプログラム」の導入により、AFPについては入社2年目でほぼ全員が取得し、証券アナリスト(一次)についても7割が取得しています。
また、CFP®資格取得を通じて得た幅広い知識をベースに、実践的な社内研修などを行ない、相続ビジネスを中心とした富裕層ビジネスを実践する力を身につける社内資格として「相続プランナー認定®」制度を導入しています。ほかにも、各種資格取得のための費用補助など、専門スキルを高めてプロフェッショナル人材となるための手厚いサポートをしています。

  • CFP®取得者数:796名(2019年3月末)
  • 証券アナリスト®取得者数:1,644名(2019年3月末)

職制転向制度とグループ内公募

業務職などから総合職、エリア総合職等へ転向できる「職制転向制度」を実施しており、職制転向者はこれまでに1,300名を超えています。また、自己実現を図りたいという意欲と能力のある社員の新しいキャリアパスをひらくため、「グループ内公募制度」を取り入れています。

評価制度

すべての社員がモチベーション高く働き続けるためには、より公正で納得性の高い評価が行なわれることが重要です。大和証券グループでは、マネージャーを対象に、配下社員が評価する「多面評価」を実施しています。これは、日常の業務推進における職務行動を配下社員が評価し、その結果を本人にフィードバックすることで課題を認識し、研修プログラム等を通じてマネジメント能力の向上やグループ全体での生産性向上につなげることを目的とするものです。多面評価は、役員・部室店長・課長を含めたすべてのマネジメント層を対象に実施しています。
コンプライアンス面の実績も加味した総合的な評価を行なっています。また、入社年次を問わず、若手・中堅・ベテランのすべての層がより高いステージや責任の大きいポジションで頑張りたいと思えるような評価体系を目指しています。また、育児休職中においても、それまでの実績などを正しく評価し、昇格の対象としています。