タックスポリシーについて
大和証券グループでは、税務コーポレートガバナンスを向上させるために、税務の行動規範、判断基準となる「大和証券グループタックスポリシー」を制定し、全拠点で遵守しております。
大和証券グループタックスポリシー
- 1.法令遵守
大和証券グループは、各国の法令遵守を徹底し、高い倫理観を持った適正な納税を行うことにより、社会的責務を果たします。 - 2.タックスプランニング
大和証券グループは、租税条約の利用等に基づく二重課税の排除や、優遇税制の適切な活用等による税金費用の適正化を図るとともに、各国の税務上の規定に照らして適正な税務処理を行うことにより、税務リスクの排除に努めます。また、大和証券グループは、経済実態のない租税回避のみを目的とした、低課税国への利益移転や、タックスヘイブンの利用等の取引を行いません。 - 3.移転価格税制
国境を越えるグループ間取引については、OECD移転価格ガイドライン並びに各国における税法や規則等に基づき、独立企業間原則に則って算定した、適正な価格設定を行います。 - 4.適切な開示
大和証券グループは、タックスポリシーや税務に関する情報につき、透明性のある、適切な開示を行います。 - 5.責任の所在
大和証券グループは、税務リスクを経営上の重要な課題と位置付け、CFOが、大和証券グループのすべての税務問題に責任を負います。また、CFO、財務担当役員、及び財務部長は、税務コーポレートガバナンスの浸透・徹底を図るため、適宜、各社及び各部に対する指導・助言を行っています。 - 6.税務当局との関係
大和証券グループは、税務当局に対し、協力的かつ誠実な対応を行うことで、信頼関係を維持します。
国ごとの納税額等(2023年3月期)
収入金額(※1) | 税引前当期利益(※1) | 発生税額(※1) | 納付税額(※1、2) | |||||
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(億円) | (%) | (億円) | (%) | (億円) | (%) | (億円) | (%) | |
日本 | 8,087.7 | 70.4% | 1,711.2 | 94.8% | 167.5 | 86.4% | 209.1 | 84.8% |
アメリカ | 2,574.6 | 22.4% | 78.2 | 4.3% | 18.6 | 9.6% | 31.7 | 12.8% |
イギリス | 300.6 | 2.6% | 13.1 | 0.7% | 0.5 | 0.3% | -0.3 | -0.1% |
シンガポール | 163.0 | 1.4% | 21.2 | 1.2% | 4.1 | 2.1% | 3.6 | 1.4% |
その他 | 355.8 | 3.1% | -19.2 | -1.1% | 3.1 | 1.6% | 2.6 | 1.0% |
合計 | 11,481.6 | 100.0% | 1,804.5 | 100.0% | 193.7 | 100.0% | 246.6 | 100.0% |
- (※1)収入金額、税引前当期利益、発生税額および納付税額は、税務当局に提出している国別報告書に基づき掲載しています。
- (※2)納付税額は、対象期間中に支払った税額を掲載しています。