健康経営

大和証券グループでは、社員の健康保持・増進を経営的な視点で捉え積極的に取り組んでいます。
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄」において、社員の健康に関する取り組みについて優れた上場企業として6年連続で選出され、また「健康経営優良法人(ホワイト500)」にも4年連続で選定されるなど、社会的にも高い評価を受けています。

当社グループは、企業理念に「人材の重視」を掲げています。競争力の源泉は人材だとする考えにもとづき、「社員の幸福」と「会社の生産性向上」を両立すること、そして「社員が長期にわたって元気に活き活きと働き続けられる環境を整備」することを目指して、社員の健康保持・増進に戦略的に取り組んでいます。

当社グループでは、2008年より社員の健康増進のため、人事部・健保組合・総合健康開発センターが強く連携して本格的な取組みを開始しました。
2015年には健康経営推進体制の強化のためCHO(最高健康責任者)を選任し、人事部内に健康経営推進課を設置しました。また、健康白書の発行を開始し、CHO主催の「健康経営推進会議」を発足、四半期ごとにグループ横断で開催することで、課題認識、取組みの評価、改善を行い、健康経営のPDCAサイクルを回しています。

現在では、健康意識向上を目的とした「KA・RA・DAいきいきプロジェクト」、仕事とがん治療の両立を支援する「ガンばるサポート~がん就労支援プラン~」、女性の健康を総合的にサポートする「Daiwa ELLE Plan」、各種検診を統合した健康診査プラン、医師によるオンライン健康相談などの施策を実施しています。

今後も、将来にわたって社員の生産性を高め、組織として高いパフォーマンスを発揮し続けるため、より高いレベルで健康経営に取り組んでまいります。

  • 「健康経営」は、NPO 法人健康経営研究会の登録商標です。
  • 「健康経営銘柄」とは、東京証券取引所の上場会社の中から、特に優れた「健康経営」を実践している法人をリーディングカンパニーとして選定し、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある上場企業として紹介をすることで、「健康経営」の取組の促進を図るものです。
  • 「健康経営優良法人(ホワイト500)」とは、保険者と連携し、日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰するものです。

これまでのあゆみ

  主な実績 外部評価
2008年度
  • 特定保健指導(メタボ指導)開始
  • 人事部・総合健康開発センター・健保組合一体での健康増進の取組み開始
 
2009年度
  • WEB上で過去の健康診断結果や各種健康情報が確認できる仕組みを導入
  • イエローペーパーによる有所見者のフォロー開始
 
2010年度 ウォーキングチャレンジ・禁煙チャレンジ開始  
2011年度 腹八分目(ハラハチ)キャンペーン開始  
2012年度 レッドケースサポートプログラム(重症者対応)開始  
2013年度   「健康寿命をのばそうアワード」厚生労働大臣賞 受賞
2014年度 「厚生労働白書」に当社グループの取組みが掲載 「健康経営銘柄」選定
2015年度
  • ポイントインセンティブ※を開始
    • 社員の健康づくりの自助努力にポイントを付与。
      ポイントが一定水準に達すると55才以降の給与に反映
  • 「CHO(Chief Health Officer:最高健康責任者)」に大和証券グループ本社人事担当を選任
  • 「健康経営推進会議」の実施
  • 大和証券グループ本社人事部内に「健康経営推進課」を設置
  • 「大和証券グループ健康白書」を発行
「健康経営銘柄2016」選定
2016年度 KA・RA・DAいきいきプロジェクト~Healthy Lifestyle~導入
2017年度 ガンばるサポート ~がん就労支援プラン~ 導入
2018年度 Daiwa ELLE Plan 導入 「健康経営銘柄2019」「健康経営優良法人2019(ホワイト500)」選定
2019年度
  • 新たな健康診査プランの導入(定期健診でがん検診まで一度に受診できる制度、ICTを活用した特定保健指導、医師によるオンライン健康相談)
  • 若年層向けの健康増進策を開始(フィットネスアプリ、20~30代の保健指導)
「健康経営銘柄2020」「健康経営優良法人(ホワイト500)」選定

推進体制

CHO(最高健康責任者)の選任

当社グループでは、職場での特定健診・特定保健指導が開始された2008年より、社員の健康増進に向け、人事部・健保組合・産業保健スタッフが強く連携して本格的な取組みを開始し、2015年には健康経営推進体制の強化のためCHO(最高健康責任者)を選任し、人事部内に健康経営推進課を設置しています。

CHO主催の「健康経営推進会議」を実施

また、CHOが主催し、グループ各社の役員が出席する「健康経営推進会議」を四半期ごとに開催しています。同会議には産業保健スタッフや健保組合、従業員組合、外部の有識者が参加し、健康経営の取組みの検証・共有を行なっています。

健康経営推進会議
健康経営推進体制について

三位一体の体制

三位一体の体制

2008年度に保健事業の実行性を高める目的で、会社の安全配慮義務と被保険者の健康づくりの観点から、人事部・総合健康開発センター・健保組合が協力した三位一体の体制を構築しました。

取組み

定期健康診断
人間ドック
35歳以上対象、健保組合が補助
乳がん・子宮頸がん検診
35歳未満の女性対象。健保組合が補助
ガンばるサポート ~がん就労支援プラン~
仕事とがん治療の両立支援
Daiwa ELLE Plan
女性の健康を包括的に支援
イエローペーパー
定期健康診断の結果、所見のあった社員に送付。医療機関受診の促進
KA・RA・DAいきいきプロジェクト~Healthy Lifestyle~
健康無関心層(若年層等)を含めた全社員の健康意識向上を目的としたプロジェクト。
健康増進イベントへの取組みに応じてポイントを付与し、健康関連グッズや健康飲料、TABLE FOR TWOへの寄付等の景品と交換可能な仕組みを導入
禁煙支援
禁煙プログラム、及び、希望者が一斉に挑戦する禁煙チャレンジ
ウォーキングチャレンジ(ポイントインセンティブ)
希望者が一斉に3か月間一日一万歩を目標にウォーキングに挑戦。健保組合より粗品を贈呈
ハラハチ(腹八分目プログラム)(ポイントインセンティブ)
希望者が一斉に1か月間腹八分目に挑戦
健康リテラシー講座(ポイントインセンティブ)
ヘルスリテラシーの向上のための生活習慣病、運動、栄養、メンタルヘルスに関する学習
グループ全社員への情報発信
総合健康開発センターからグループ全社員に対し、社内のイントラネットで情報発信
生活習慣病対策、がん対策、花粉症対策、感染症対策、女性特有の健康問題等幅広い知識の啓発
インフルエンザワクチン接種
医務室でインフルエンザワクチン接種を実施。家族を含め健康保険組合が費用補助
健康白書
「大和証券グループ健康白書」を発行
メンタルヘルスサポート
ストレスチェック、こころの健康相談、メンタルヘルス研修

ガンばるサポート~がん就労支援プラン~

2017年より、仕事とがん治療の両立支援制度「ガンばるサポート~がん就労支援プラン~」を導入しています。短時間勤務制度や在宅勤務制度等の柔軟な勤務制度のほか、経済的サポート、相談窓口の設置等を行ない、がん患者への理解を深め、働きやすい社内風土づくりに取り組んでいます。

Daiwa ELLE Plan

2018年10月より、女性特有の健康課題の包括的なサポートとして、「Daiwa ELLE Plan」を導入しています。女性の更年期への対策支援、エル休暇(月経・更年期の体調不良、不妊治療の際に取得)の新設、社員の健康リテラシーの向上、さらに仕事と不妊治療の両立支援等を拡充しました。仕事と不妊治療の両立支援においては、治療時間の確保に加え、特定不妊治療の費用補助を新設しました。

KA・RA・DAいきいきプロジェクト

2016年から、人事部・健保組合・総合健康開発センターと連携し、健康への関心が薄かった若手社員等を含めたすべての社員を対象に、より一層の健康意識向上を目的とした「KA・RA・DAいきいきプロジェクト~ Healthy Life style ~」を導入しました。
社員が健康増進イベントへ参加すると、「SDGsポイント」が付与され、ポイントはお金に換算し、会社からTABLE FOR TWOへ寄付しています。イベントへの取組みに応じてたまる「からいきポイント」は社会貢献活動への寄付や健康関連の景品と交換することができ、社員の健康への取組みが社会貢献活動へつながる仕組みになっています。

イベント

  • プラス10運動
  • ノンアルチャレンジ
  • Breakfast Everyday
  • レコーディングダイエット
  • STOP!間食!
  • KA・RA・DAいきいき講座
  • 腹八分目プログラム(ハラハチ)
  • ウォーキングチャレンジ
  • 禁煙チャレンジ
KA・RA・DAいきいきプロジェクトの様子

取組みの成果

健康的な生活スタイルの社員が増加しました。

増加すべき指標
減少すべき指標

社員の健康意識の高まりを確認できました。

ハイリスク者(イエローペーパー対象者)の医療機関受診率 推移
人間ドック(任意検診)受診率 推移

外部からの評価

その他関連データ

肥満者率
35歳肥満率 男性28%・女性12%
非喫煙率
76.7%
ストレスチェック受検率
92.5%
Work Motivation Survey
仕事3.2 組織3.2 働く仲間3.2 成長・キャリアアップ3.2 報酬3.1
女性管理職数
565名
女性管理職比率
2.2%[2005年3月]→11.5%[2019年6月末](大和証券2.3%→14.0%)
  • 定期健康診断の受診率:ほぼ100%
  • 人間ドック【任意検診】(主にがん検診、35歳以上)の受診率
    2017年度:87%
    2018年度:90%
  • 運動習慣者比率:20%
  • 定期健康診断後有所見者の医療機関受診率:88.3%

健康課題

(健康白書より一部抜粋)
肥満者の割合は全体として増加傾向。年齢を経るごとに肥満者数は増加する傾向があるため、健康に対する意識付けを若年より図る必要がある。特に若年層は、男女とも朝食抜きの割合に増加傾向が見られるなど、生活習慣にも課題があり、肥満対策とあわせて、新人の頃より健康的な生活習慣をつける意識につながる施策が必要。
また、血圧に関して受診勧奨レベルに該当する者は男女ともに上昇傾向にある。また、一度受診勧奨レベルに該当すると、翌年、翌々年も同レベル以上に留まる割合も高い。そのため、受診勧奨レベル以上に該当する者に対する早期の対応が必要。

改善のための取組み目標

肥満対策、高血圧対策に重点を置き、それぞれのリスク保有層には引き続き保健指導を徹底、「KA・RA・DAいきいきプロジェクト」への参加も促し生活習慣改善を意識付ける。
若年層には、早期に健康に対する意識を持たせるため、ICTを利用した新たな健康イベントを実施し参加率を高める。肥満傾向の社員への保健指導、健康に関する知識・情報を得られる機会の充実を図る

目標
35歳の肥満率を2024年までに3割減

2018年度の35歳肥満率実績男性28%・女性12%  【目標】2024年度の35歳肥満率 男性20%・女性8%