PASSION FOR THE BEST
社長ごあいさつ
  大和証券グループ本社 執行役社長 日比野 隆司
 
株主の皆さまへ

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 大和証券グループでは、2015年より3ヵ年の中期経営計画(以下、「中計」)“Passion for the Best”2017をスタートし、当期2016年度上半期はその折り返し地点となります。前年度後半より、難しい事業環境が続いておりますが、中計に掲げる戦略を着実に実行することで、企業価値の向上を図ってまいります。

 上期(2016年4〜9月)の国内株式相場を振り返りますと、前半は世界経済の減速懸念、円高の進行に加え、6月末の英国のEU離脱(Brexit)問題を背景に、株価が乱高下する場面がありました。その後、7月に入ると金融市場は落ち着きを取り戻しましたが、7月末の日銀によるETFの買い入れ増額の決定による株価下支え効果も限定的となり、日経平均株価は16,449円84銭で上期を終えました。

 このような環境下、上期の連結純営業収益は、2,291億円、連結経常利益は657億円、最終利益を示す親会社に帰属する純利益は550億円となり、中間配当については1株あたり13円といたしました。また、株主の皆さまへの更なる利益還元として、2016年10月28日開催の取締役会において、株式総数3,000万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.77%)および取得価額総額200億円を上限とする自己株式の取得枠について決議いたしました。

 上期の業績においては、相場の本格的な反転が見られない中、個人投資家のリスク回避傾向が継続し、リテール部門は苦戦が続きました。一方で、ホールセール部門グローバル・マーケッツにおける債券トレーディングについては、マイナス金利政策導入後の金利環境の変化を捉えた商品提案およびオペレーションが奏功し、業績に寄与しました。また、これまでの収支改善に向けた取組みの成果により、海外部門が黒字に転換し、利益貢献しております。

 2014年に開始したNISA(少額投資非課税制度)に続き、ジュニアNISAの導入や個人型DC(確定拠出年金)の加入対象者拡大など、家計の中長期の安定的な資産形成を支援するための制度が拡充されるなか、一貫して証券市場を担ってきた私ども証券会社の果たすべき使命は大変大きなものがあると考えています。

 当社グループとしては、今後も、証券市場を通じて、豊かな国民生活と日本の成長戦略に貢献できるよう、グループをあげて取り組んでまいる所存です。

 株主の皆さまにおかれましては、今後もなお一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2016年11月
株式会社大和証券グループ本社
執行役社長 CEO
日比野 隆司
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