公正な採用選考について
大和証券グループは公正採用を実施するにあたり、三つの基本原則からなる「公正な採用選考実施のためのガイドライン」を策定し、採用に携わる全ての役職員に周知しています。
ガイドラインの主な内容は下記の通りです。
公正な採用を行う上での基本的な考え方として
下記の三つの基本原則を掲げています。
- 1.「応募者の人権を最大限に尊重すること」
- 2.「採用条件に適合するすべての人が応募可能であること」
- 3.「応募者の適性・能力・意欲を公正かつ客観的に判定し、採否を決定すること」
応募者から提出を求める書類の主なものは
下記のものとしています。
新卒者
- 1.履歴書
- 様式は学校指定、JIS規格、「新規大学卒業者用標準的事項の参考例(※厚生労働省作成)」もしくはそれに準じたものとしています。
- 思想・信条・宗教・政治等個人の自由権に属する情報の記入は求めません。
- 2.エントリーシート
- 大学生活で力を入れたこと、当社への志望動機、将来のキャリアビジョンなどを記入事項としています。
- 思想・信条・宗教・政治等個人の自由権に属する情報の記入は求めません。
- 3.訪問カード(コミュニケーションカード)
- 氏名、生年月日、連絡先、専攻等を記入事項としています。
- 4.成績証明書、卒業見込証明書、健康診断書
経験者(既卒者)
- 1.履歴書
- 様式はJIS規格、もしくはそれに準じたものとしています。
- 思想・信条・宗教・政治等個人の自由権に属する情報の記入は求めません。
- 2.職務経歴書
- 3.資格証明書
- 4.退職証明書
就職差別につながるおそれのあることがら(下記)を
聞かない、書かせない、調べない、言わせないようにしています。
また、それらを単に規制としてだけ受け止めるのではなく、
なぜいけないのか理解するようにしています。
- 本籍、生い立ちに関する質問
- 家族の職業、収入、地位、資産に関する質問
- 住居環境、家族構成に関する質問
- 思想、信条、支持政党、宗教に関する質問
- 女性に限定した質問など
健康診断について
採用時の健康診断は応募者の適性・能力を判断するうえで必要のない事項を把握する可能性があり、個人のプライバシーを侵害する可能性があります。また厚生労働省よりも採用時の健康診断について、実施の必要性について慎重に検討するよう見解が出されています。大和証券グループでは、新卒者に対して、入社前に健康診断を実施することはなく、学校で実施された健康診断書の提出を求めることとしています。また、経験者(既卒者)についても、その必要性を慎重に検討したうえで実施することとしています。