社員紹介
照会業務部の仕事内容
現在、私は照会業務部長を務めています。
照会業務部では、お客様から届いた申請書類に不備があった場合にお電話して内容確認を行う業務や、お客様へお送りした書類が住所不明等で返戻されたものを受け入れ管理する業務、口座開設前に必要項目のチェックを行う業務など、お客様に直接関わる仕事もあれば、証券会社の義務として行う事務も行っています。
社内制度を活用しマネージャーの道へ「チャレンジ」
私は2000年に契約社員として入社し、翌2001年に社内試験を受けて事務職正社員である一般職に転向しました。その後、2005年に当社の総合職と位置付けられている専任職へ転向する制度が新設され、上司の勧めもあり2008年に試験を受けて合格。これが、マネージャーの道へと進む自身のキャリアの分岐点になったと思います。
2009年には、「チャレンジ職」として課長に登用され、ここから実際にマネージャーとしての職責を担うようになりました。「チャレンジ職」というのは若手登用の一種で、本来課長は管理職位である「次長」以上から選ばれて任命されるところ、それ以下の職位でも可能性のある人材が選ばれ課長となり、早期にマネージャーの職務を体験させる制度です。「チャレンジ」ということで、上司の丁寧な指導・支援を受けることができ、周囲も助けてくれる有難い環境でした。
その後、次長に昇格したことでチャレンジ職から正式な課長となり、複数の部署で課長を務めた後、2024年には、現在所属する照会業務部で部長を務めることとなりました。異動を繰り返す中では、一担当者として所属していたことがある部署へ、様々な経験を積んだ後に立場を変えて戻ることもあれば、過去同じ部署で働いた人と別の部署で共に働くこともあります。そんな出会いの一つ一つが貴重であり、経験の一つ一つが自分の糧になっていると感じます。
これからDSCに入社する方へのメッセージ
職責に応じて視点が変わり、視野の広がりを得ると、その影響は仕事面にとどまりません。以前は気づかなかったことに気づくようになり、家族や周囲の人への気遣いも深まりますし、多くの人と意見を交わす場でも有効な意見を出せるようになったり、聴く力を持てたりします。気づきが多い分、困った時に取るべき対応の選択肢も増えます。
仕事に費やす時間は、長い人生の中で見ても少なくない時間です。それだけの時間をどう過ごすかによって自分が変わっていくのは当たり前のことでしょう。積み重ねた時間で得るのは、単に仕事に使えるスキルではなく、仕事を通じて磨かれていく自分自身の成長です。これからを担う人には、一つ上の自分になるために一歩を踏み出す気持ちを持ってくれたらと思います。