プレスリリース

一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授に青木昌彦氏ら3名が就任し、大和証券グループ寄附講座「大和証券企業戦略創造」を担当
5/31/04
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科、株式会社大和証券グループ本社

各 位

本年6月1日付で青木昌彦氏が一橋大学大学院国際企業戦略研究科の客員教授に就任し、大和証券グループ寄附講座の「大和証券企業戦略創造」を担当することが決定いたしました。

青木氏は、比較制度分析、企業理論、コーポレートガバナンス、モジュール化、財政などの幅広い領域で研究を続け、日本経済図書文化賞をはじめ、サントリー学芸賞、日本学士院賞、国際シュムペーター学会シュムペーター賞、上海市最良翻訳図書賞などを受賞しています。同氏は、本年3月31日をもってスタンフォード大学教授と経済産業研究所所長を退任しておりますが、一橋大学大学院客員教授就任後もスタンフォード大学名誉教授席を保持し、スタンフォード経済政策研究所シニアフェロー、中国精華大学客席教授として、日本・アメリカ・アジア・ヨーロッパに跨る研究活動を続けます。

また同時にマッキンゼー・アンド・カンパニーで30年間ビジネス・コンサルティングを行ってきた横山禎徳氏と大蔵省に33年間在籍し昨年シリウス・インスティテュート(株)を設立した舩橋晴雄氏が、客員教授として「大和証券企業戦略創造」講座に就任します。

尚、平成13年5月に包括提携を結んだ一橋大学大学院国際企業戦略研究科と大和証券グループは、これまでに下記の内容を中心として、産学連携を行っております。

1)一橋大学大学院国際企業戦略研究科が主催・運営し、大和証券グループが支援する、優れた戦略を実行する企業・事業を表彰する『ポーター賞』の実施
2) 著名な海外の研究者を招待した国際カンファレンスの共催
3) 両者間での共同研究
多角化企業のバリュエーション 〜ファンダメンタルズと投資戦略による分析〜など
4) 冠講座の提供
国際経営戦略コース:『大和証券企業戦略創造講座』など

今後も産学協同の新たなフロンティアを切り拓くことを目的に、提携の一層の推進を図ってまいります。

青木昌彦氏の略歴

1938年4月1日生まれ
学歴
1962年3月 東京大学経済学部卒
1964年3月 東京大学大学院経済学研究科修了
1967年12月 ミネソタ大学Ph.D
職歴
1967年〜68年 スタンフォード大学助教授
1968年〜72年 ハーバード大学助教授
1969年〜77年 京都大学助教授
1977年〜91年 京都大学教授(2001年名誉教授)
1979年〜80年 ハーバード大学客員教授
1982年〜82年 スタンフォード大学客員教授
1984年〜04年 スタンフォード大学教授
2004年〜現在 スタンフォード大学タカハシ席名誉教授
1987年〜88年 スウェーデン社会科学高等研究所フェロー
1994年〜95年 東京大学客員教授
1996年〜96年 慶應義塾大学商学部客員教授
1997年〜00年 通商産業省通商産業研究所長
2000年〜04年 独立行政法人経済産業研究所長
主な研究領域
比較制度分析、企業の理論、コーポレートガバナンス、モジュール化、財政
受賞・その他
日本経済図書文化賞(1971)
エコノメトリック・ソサエティ・フェロー(1982)
サントリー学芸賞(1984)
日本学士院賞(1990)
米国大学出版会連合有沢広巳記念賞(最優秀アジア関係著作)(1990)
イタリア・イグレシアス経済科学賞(1991)
スウェーデン王立工学アカデミー外国人会員(1992)
中国人民大学名誉客員教授(1996)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス、サントリー・トヨタ経済学国際研究センター(STICERD)特別客員学者(Distinguished Visitor)(1997)
国際シュムペーター学会シュムペーター賞(1998)
スイス・ローザンヌ大学ワルラス・パレート記念講演(1999)
上海市最良翻訳図書賞(2003)
清華大学公共管理学院(北京)客座教授(2003)
兼職等
科学技術総合会議システム改革委員会専門委員
最高裁判所一般規則制定委員会委員
中央教育審議会大学分科会専門委員
日本学術振興会21世紀COEプログラム委員会委員
新しい日本を作る国民会議(二十一世紀臨調)代表アドバイザー(特別顧問)
朝日新聞書評委員
経済同友会アカデミック・アドバイザリー・ボード委員
日本取締役協会理事
スタンフォード日本センター・ガバナンス・ボード理事
サン・ゴパン経済研究センター(パリ)学術委員会委員
ソウル国立大学企業競争力センター・アドバイザリー・ボード委員
株式会社ウッドランド(外部)取締役
その他の主な経歴
エコノメトリック・ソサイエティ理事(1989-93)、極東部会長(1989-93)
理論計量経済学会(現日本経済学会)理事(1978-84、87-93)、副会長(1995),会長(1996)
Journal of the Japanese and International Economies編集長(1987-96)
(財)スタンフォード日本センター理事(1989-現在)
世界銀行経済開発研究所BRAIN TRUST研究プロジェクト主査(1991-99)
国連アフリカ長期計画プログラム諮問委員(1991-94)
中国政府・世界銀行「経済改革プロジェクト」国際コンサルタント(1995)
世界銀行『世界開発白書』コンサルタント(1997、99)
主要著書
『組織と計画の経済理論』岩波書店、1971(日経図書文化賞)
The Cooperative Game Theory of the Firm, Oxford University Press,1984, 日本語版『現在の企業−ゲームの理論からみた法と経済』岩波書店、1984(サントリー学芸賞)
Information, Incentives, and Bargaining in the Japanese Economy, Cambridge University Press,1988(日本学士院賞、アメリカ出版局連合・有沢広巳記念賞)、スペイン語、フランス語、イタリア語(イグレシアス経済科学賞)、中国語、ロシア語に翻訳。日本語版『日本経済の制度分析−情報・インセンティブ・交渉ゲーム』筑摩書房、1992
『日本企業の組織と情報』東洋経済新報社、1989
『経済システムの進化と多元性』東洋経済新報社、1995 英訳増補版 Information, Corporate Governance and Institutional Diversity, Oxford University Press,2000
Toward a Comparative Institutional Analysis, MIT Press, 2001 日本語版『比較制度分析に向けて』中国語(上海市最良翻訳書図書賞、2003)フランス語訳
『移りゆく十年、変わらぬ視点』日経ビジネス人文庫、2002
など

横山禎徳氏の略歴

1942年9月16日生まれ
学歴
1966年3月 東京大学工学部建築学科卒
1972年6月 ハーバード大学デザイン大学院修了
1975年6月 マサチューセッツ工科大学経営大学院修了
職歴
1966年 前川国男建築設計事務所(東京)
1973年 デービス・ブローディアンドアソシエーツ(ニューヨーク)
1975年〜2002 マッキンゼー・アンド・カンパニー
最近の主な業績
過去25年に渡って各種金融機関(都市銀行、信託銀行、長期信用銀行、地方銀行、生命保険会社、損害保険会社、ノンバンク、外資系金融機関)及びサービスセクター企業(商社、通信会社、ソフトウェアハウス等)に対して全社戦略、システム戦略、国際化戦略等の立案、組織体制の設計、買収提携の遂行等、多種多様なアドバイスを行ってきた。金融制度調査会の委員会を通じて、金融ビックバンの組み立てに参画。その後税制調査会金融課税小委員会委員として有取税、金融所有課税改正の議論に参画。最近は、金融機関やシステムインティグレータに対して自由化後の事業モデルの開発、ネットメディアと金融の融合による新規事業の設計などのテーマを中心に活動。また、最近は各主企業の合従連衡戦略の立案、推進の活動も多い。
主な著作・論文など
『市場の時代』(共訳)(東洋経済新報社 1999)
『マッキンゼー合従連衡戦略』(共著)(東洋経済新報社 1998)
『成長創出革命』(ダイヤモンド社 1994)
『コーポレート アーキテクチャー』(共著)(ダイヤモンド社 1992)
『企業変身願望 - Corporate Metamorphosis Design 』(NTT出版 1990)
その他、組織、金融、デザイン、住宅産業および企業風土変革に関する小論文記事多数
その他の活動
1995- 1997 大蔵省金融制度調査会金融機能活性化委員会委員
1997- 2000 税制調査会金融課税小委員会専門委員
1999〜 経済同友会行政委員会副委員長
2001- 2002 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 非常勤講師
2002- 2004 独立行政法人経済産業研究所上席研究員

舩橋晴雄氏の略歴

1946年9月19日生まれ
学歴
1969年 東京大学法学部卒業
職歴
1969年 大蔵省入省
1978年〜81年 外務省在ベルギー日本国大使館
1984年 大蔵省広報室長
1988年 大蔵省主計局国際租税課長
1989年〜91年 外務省在フランス日本国大使館参事官
1994年 大蔵省副財務官
1995年 東京税関長
1997年 国税庁次長
1998年 証券取引等監視委員会事務局長
2000年 国土庁長官官房長
2001年 国土交通省国土交通審議官
2003年 シリウス・インスティテュート株式会社代表取締役
主な研究領域
経済倫理・企業倫理
著書
「イカロスの墜落のある風景」(1983)
「鎖国の窓」(1986)
「日本経済の故郷を歩く」(2000)
「あらためて経済の原点を考える」(2000)
「新日本永代蔵」 (2003)
など

以上