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宗教法人とSRI(社会的責任投資)

大和総研 公共政策研究所 石田 佳宏

  • 4月26日欧州初のキリスト教関連の株価指数「ストックスヨーロッパクリスチャンインデックス」が発足した。教会の教義に基づく企業が選定され、その指数は宗教資産運用のベンチマークとなる。
  • 欧米ではすでに500兆円を超える規模となったSRI(社会的責任投資)は、宗教法人が教義に基づく資産運用を行ったことから始まった。また、信者も教義に基づく運用ニーズがあったため、教会関係者によってSRIのミューチュアルファンドが設定された。
  • SRIのコミュニティー投資は1999年から2007年の8年間で5倍に拡大したが、最近では類似の貧困層支援の投資手法「マイクロファイナンス」が注目されている。
  • 日本の宗教界においても、2009年4月にマイクロファイナンスを行なう『仏陀銀行』が設立されており、賛同する個人や宗教法人が資金を支出して活動している。
  • 『仏陀銀行』は無利子融資のため、銀行への預金も寄附に近い。現地の給与等の費用の問題もあり、継続的な寄附的資金の必要があるだろう。
  • 「インパクト・インベストメント」という投資を通じた社会貢献が話題となっている。ワクチン債やマイクロファイナンス・ボンドなど慈善的活動をビジネスに繋げており、持続性や安全性に優位性が見られる。
  • 宗教法人においてはSRIのような教義に基づく資金管理であれば、信者や社会から理解を得られるのではなかろうか。

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