PASSION FOR THE BEST

二十一世紀の新たな企業像〜CSRとコーポレート・ガバナンス〜

二十一世紀の新たな企業像〜CSRとコーポレート・ガバナンス〜

二十一世紀に入り、企業の在り方を再考する2つの議論が盛んになっている。一つは企業の社会的責任(CSR)に関するもので、もう一つはコーポレート・ガバナンスである。これらの議論は、それぞれ二十一世紀の企業が何をすべきであるか、またどのような形でそれをするのが望ましいのか、という2つの視点に整理できよう。
CSR重視の議論は、単なる不祥事対応という一時的なものではなく、大きな社会経済構造変革の潮流の中で必然的に起きていることである。すなわち、成長至上主義からの脱却、地球環境の制約、経済のグローバル化、不安定化する世界の平和、政府の財政赤字問題、IT化の進展、市民社会の台頭、などの構造変化が企業の在り方の再考を促しているのである。特に企業から見ると、株主、従業員、顧客などとの関係が急速に変化している点が重要である。これらのステークホルダーとのコミュニケーションを図ること、すなわちCSRが経営上も不可欠となっており、経営者としては、CSRを具体的な企業活動に反映させざ るを得ない状況にある。そうした中で、環境や労働問題などはCSRのテーマとして共通認識となりつつあるが、今後は人権問題やサプライチェーンへの関心が高まろう。
CSRを経営に組み込むためには、これまでもっぱら経済的な側面から議論されてきたコーポレート・ガバナンスの在り方を見直す必要がある。株主利益中心という「狭義のガバナンス」の観点だけでなく、株主利益を重視しつつ幅広いステークホルダーの意向を経営に反映させるCSR経営、すなわち「広義のガバナンス」の在り方についての議論が必要となってこよう。

レポート詳細はこちら
(1.26MB)

PDF PDFのドキュメントをご覧になるには、Adobe Reader Version 4.0以上が必要です。 Version 3.0でご覧になった場合は、正常に動作しない場合がございますのでご注意ください。

Get ADOBE READER

Adobe Readerの最新バージョンは左のボタンから無償でダウンロードできます。

大和のESGレポート集のトップへ戻る

ページトップへ