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大和証券グループでは、社会の一員である企業市民として、ボランティア活動や文化・芸術事業、国際交流や社会福祉事業などへの支援活動に積極的に取り組んでいます。 |
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持続可能な社会の発展、また社会的課題の解決のために貢献することは、「社会への投資」であると同時に、企業市民としての使命であると考えています。以下の4つを主な活動分野とし、さまざまな活動を積極的に進めています。
1. 経済・金融分野での教育・研究活動
2.ボランティア活動を従業員に広めるための活動
3.文化・芸術事業への協賛活動
4.財団・NPO等を通じた地域・国際社会への助成活動 |
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1. 経済・金融分野での教育・研究活動 |
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本業の経済・金融分野で蓄積した知識、ノウハウを活かし、大学との共同研究や中学・高校での経済教育の支援などを積極的に行なっています。詳しくは「持続可能な社会に向けた情報発信」をご参照ください。 |
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・女性起業家支援プロジェクト |
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「女性起業家ビジネスプランコンテスト」は、高い目的意識を持った女性起業家を支援することを目的に、2005年よりフジサンケイグループとともに開催しています。
2006年は全国から1,161名の起業プランの応募があり、そのなかから全審査員の高い支持を受けて、埼玉県の山口絵理子さんの「途上国で企画・生産した商品の販売―途上国のブランドを創る」という、フェアトレードのプランが最優秀賞(大和証券グループ賞)に輝きました。今後もこのプロジェクトを継続して女性起業家育成の支援を行なってまいります。 |
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■女性起業家表彰式 |
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2. ボランティア活動を従業員に広めるための活動 |
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■大和証券「ボランティア表彰」 |
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大和証券グループでは、従業員が幅広い視野を持ち、さまざまな分野で活躍する魅力ある存在となることを促すべく、従業員のボランティア活動を推奨しています。2007年6月から、大和証券の従業員を表彰する社長賞制度において「ボランティア表彰」を新設し、ボランティア活動で実績をあげた人を表彰しています。また、さまざまなボランティア活動について、グループ本社CSR室から情報発信を行い、従業員に積極的な参加を呼びかけています。
2006年度は募金・リサイクル活動、一般の方にも開放している手話教室、間伐体験等、105件の活動に、延べ2,771名が参加したほか、毎年8月に開催される「麻布十番納涼まつり」には、昨年に引き続き延べ100名以上の従業員が参加し、ごみの回収や会場整備などを行いました。
募金・リサイクル活動では、全社から未使用・使用済の切手やカード、書き損じ葉書などを収集し、福祉団体に寄附しています。2006年度は、途上国の地域開発など、募金・リサイクルによって得られた資金の使い道を事前に周知して呼びかけた結果、協力者が増加し、合計で414,463円(前年比3.8%増)の寄附が集まりました。 |
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■従業員による募金/リサイクル活動と実績(2006年度) |
寄附先 |
内容 |
金額・枚数・重さ |
単位 |
日本赤十字社 |
ジャワ島中部地震支援募金 |
3,121,360 |
円 |
社会福祉法人 宮崎県共同基金会
財団法人 長崎県国際交流協会
札幌日大高校 (ユニセフカレンダー募金)
チャリティカレンダー展実行委員会(徳島) |
カレンダー |
3,038 |
本 |
手帳・ダイアリー |
285 |
冊 |
布の絵本連絡会わくわく21 |
ボタン |
7.5 |
kg |
地球の友と歩む会 LIFE |
使用済み切手(海外を含む) |
20.06 |
kg |
使用済みカード |
21,249 |
枚 |
書き損じ葉書 |
6,476 |
枚 |
未使用切手 |
7,991 |
円 |
未使用カード |
97 |
枚 |
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■従業員がボランティア参加した麻布十番納涼まつりの様子 |
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■大和証券グループの企業市民活動/2006年度の主な活動内容 |
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活動の分野 |
2006年度の主な活動内容 |
支出金額(千円) |
2004年度 |
2005年度 |
2006年度 |
1. 経済・金融分野での教育・研究活動 |
小・中・高校生向けの取組み |
ファイナンスパーク、スチューデント・カンパニー・プログラム(SCP)など |
184,040 |
164,921 |
249,518 |
産学連携、大学・大学院、一般向けの取組み |
寄附講座、共同研究、起業支援など |
2. ボランティア活動を従業員に広めるための活動 |
自主企画 |
麻布十番祭り、間伐体験、手話講座など |
4,305 |
6,208 |
6,765 |
一般企画 |
防犯講座、中央区クリーンアップなど |
3. 文化・芸術事業への協賛活動 |
文化芸術振興にかかわる協賛活動 |
「ルーヴル美術館展」、「ボローニャ歌劇場 日本公演」など |
360,000 |
358,000 |
517,000 |
4. 財団・NPO等を通じた地域・国際社会への助成活動 |
財団 |
大和証券福祉財団 |
在宅老人、障害者、児童問題等の分野におけるボランティア活動の支援 |
160,000 |
75,440 |
136,097 |
大和証券ヘルス財団 |
保健、医療、福祉関連の助成 |
大和日英基金 |
日・英の相互理解の促進、留学生の受け入れ |
助成プログラム |
津波復興基金 |
2004年11月に発生したスマトラ沖地震とインド洋津波による被災地の復興 |
ダイワSRIファンド助成プログラム |
「いのち」にかかわる分野で支援活動を行なっている国内NPOの人件費や教育費を助成(P.43参照) |
ダイワ・エコ・ファンド助成プログラム |
ダイワ・JFS青少年サステナビリティ・カレッジ(P.24参照) |
被災支援、諸会費、他 |
インドネシア大地震支援、他 |
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合計 |
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708,345 |
604,569 |
909,380 |
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3. 文化・芸術事業への協賛活動 |
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大和証券グループでは、さまざまな文化・芸術活動をサポートしています。芸術分野では、2006年6月にイタリアの「ボローニャ歌劇場」日本公演に特別協賛。同公演には「新世紀3大テノール」が結集し、多くのオペラファンを魅了しました。また、2007年4月から7月にかけて国立新美術館の開館を記念した「大回顧展モネ」にも特別協賛しました。同展の入場者数は合計で71万人と、大盛況となりました。
一方、将棋や囲碁など伝統文化への支援にも力を入れています。将棋の「名人戦」、囲碁の「本因坊戦」という将棋界、囲碁界の最高峰のタイトル戦に協賛、さらには将棋・囲碁のインターネット公式対局にも特別協賛しています。なお将棋のネット公式対局「大和証券杯」を記念して行われた特別対局『渡辺竜王vs世界No.1コンピュータ将棋ソフト「ボナンザ」』戦は、NHKで特別番組が放映されるなど、将棋ファンだけではなく多くの注目を集めました。 |
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■渡辺竜王と世界No.1コンピュータ将棋ソフト「ボナンザ」の対局 |
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4. 財団・NPO等を通じた地域社会・国際社会への助成活動 |
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・大和日英基金 |
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「大和日英基金」は、大和証券のロンドン進出25周年を記念して、日本と英国の相互理解を促進することを目的に、1988年に設立されました。
大和スコラーシップは、日英の架け橋になる人材の育成を目的として、英国の学卒者を対象に、日本で19ヵ月間にわたる研修を行う奨学制度です。大和スコラーは、日本語と本人の専門分野の研修を通して日本を学習し、ホームステイでの人々の触れ合いを通じて、日本社会に接します。プログラムの開始以来100名を超える人材を輩出しており、卒業生はあらゆる分野で活躍しています。2007年5月には、大和スコラーが累計で100名となったことを記念したレセプションが英国大使館で開催されました。
また芸術・文化・科学など、日英両国の広範な分野での助成活動を行なっています。 |
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・大和証券ヘルス財団 |
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大和証券ヘルス財団は、優れた医療関係の研究活動、特に中・高年者の保健・医療・福祉の向上に貢献する調査研究に対し支援を展開しています。基礎研究から臨床調査まで幅広い研究を選考の対象とし、2006年度は30件の調査研究に対して総額3,000万円の助成を行いました。また2006年9月より、過去33年間に「調査研究助成」を受贈した研究者(延べ892名)を講師として、大和証券の支店で一般向けの「健康セミナー」を開催しています。2006年度は「生活習慣病の予防と治療」「メタボリックシンドロームとは何か?」などをテーマに39支店で開催しました。 |
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■「メタボリックシンドロームとは何か?」をテーマとした健康セミナー |
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・大和証券福祉財団 |
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大和証券福祉財団は、ボランティア精神の高揚と普及啓発を図り、社会生活を豊かにすることを目的として、ボランティア活動、および福祉等に関する調査研究への助成を行なっています。2006年度は、195件、総額4,486万円の助成活動を行いました。
今後もボランティア活動への継続的な助成を通して、国民の福祉の向上に資するよう活動を展開してまいります。 |
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2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震・インド洋津波に対して、被災者の復興策として、「大和証券グループ津波復興基金」を設けました。これは、2005年度から10年間にわたり、毎年1,000万円、総額1億円を拠出する長期的な支援です。
支援先のひとつであるスリランカのNGO「ウィルポタ女性貯蓄運動」は、まず、被災者に対して、貯蓄の重要性や簿記の概念を教えることから始めています。単なる融資活動ではなく、マイクロファイナンスを通じて、被災者の自立を促すプログラムを支援することにより、社会に対するインパクトが着実に現れ始めています。
プログラムの選定や活動状況のモニタリングはアジア・コミュニティ・センター21が、資金管理は住友信託銀行が担当しています。 |
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■助成先団体 |
国名 |
事業名 |
現地NGO |
受益者数 |
助成額* |
スリランカ |
女性の自立と開発プログラム |
ウィルボタ女性貯蓄運動 |
女性425人
(新規として200人追加) |
350万円 |
インド |
身体障がい孤児の職業訓練と自立支援事業 |
農村地域向上・エンパワーメント・トラスト |
被災した身体障がい者である10代の子ども、若者など75人 |
310万円 |
インドネシア |
子どもの精神的ケアと教育支援事業 |
ワルサマNAD |
子ども65人 |
300万円 |
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*助成額は2年および3年計画の2年目の金額 |
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「大和証券グループ津波復興基金」からの支援で実施している「女性の自立と開発プログラム」は2年目に入りました。今年は、初年度の受益者である女性225人を対象にした「継続事業」(ビジネス改善、家庭菜園活動、女性の権利・ジェンダー、子ども図書館の整備)に加え、新たに女性200人を対象に、貯蓄・融資活動、ビジネス開発、技術トレーニングなどを行なっています。このなかで、初年度の女性グループが積極的にかかわり、大きく貢献しています。
女性リーダーたちは、初年度で培った経験を活かしてプログラム改善のさまざまなアイデアを提供し、2年目から参加した女性たちに、(1)貯蓄の仕組み、預金の記帳、簿記、(2)貯蓄プログラムの経験、(3)グループの組織化、(4)マーケティング、(5)法人格をもつ女性組織の設立について、初年度の実績や経験談を紹介しました。地域で使われている慣用句や言葉を使い、わかりやすく教えるため、初心者である女性たちはより理解を深め、手工芸品や食品関係ビジネスを始める自信をつけました。
彼女たちは、どのように自立発展していくかを念頭に置き、自らのグループを法人化し、復興に向け積極的に取り組んでいます。
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「ダイワSRIファンド」助成プログラムは、人々の「いのち」にかかわる分野(「人間の安全保障」分野)で支援活動を行なっている国内NPOの人件費や教育費を助成するプログラムで、特定非営利活動法人 市民社会創造ファンドとの協働で企画・運営しています。
社会からのニーズに応え、2006年度には、助成総額を前年度700万円から1,000万円に拡大し、応募資格を持つNPOの対象を、首都圏限定から、日本全国のNPOに拡大しました。 |
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* 本プログラムは、「ダイワSRIファンド」の販売・運用によって得られた大和証券グループの収益金の一部を原資として、運営しています。 |
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■助成先団体 |
計画名 |
団体名 |
助成額 |
「命の授業」による子どもの自殺防止プロジェクトに向けたスタッフ体制形成 |
特定非営利活動法人
生きるちから VIVACE |
175万円 |
性暴力被害者の支援者養成を企画・実施するゼネラリストの育成 |
特定非営利活動法人 女性の安全と健康のための支援教育センター |
145万円 |
医療通訳システムの拡充と普及のためのコーディネイター育成 |
特定非営利活動法人
多文化共生センターきょうと |
190万円 |
外国人女性・子どもへの暴力被害者支援通訳者養成のためのスタッフ育成 |
くろーばー |
180万円 |
難民支援活動のための組織基盤強化
(広報・財務部門の強化) |
特定非営利活動法人
難民支援協会 |
170万円 |
刑事被拘禁者のための相談及び政策提言活動にかかわるスタッフの能力向上 |
特定非営利活動法人
監獄人権センター |
140万円 |
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今回、「SRIファンド」という社会的な意味を持つ商品の“人件費”助成受諾で、新たな成果がありました。「SRIファンド」助成では、人材育成を通じた組織強化を目的として担当スタッフに焦点が当てられていることで、人件費を受ける対象担当スタッフは専門性向上や組織のなかでの役割を積極的に意識するようになり、オーナーシップ(主体性)が高まったことです。また、マーケティングや財務担当者が対象であったことで、多くの中・小規模のNPOでは取り組む余裕のない組織を支える基盤整備にも着手することができました。
これからの企業とNPOの連携のひとつとしての“いのち”を大切にする社会の実現というコンセプトを持つヒューマン・セキュリティ(人間の安全保障)が事業対象となり、難民支援活動が認められたことで、社会人やNPOに関心ある学生から等、新たな問い合わせも増えています。
現代の日本社会のセイフティネットからもれ落ちてしまう人たちのなかに難民も存在しています。いまだセイフティネットに掛かっていないからこそ、取り組む価値があることを、「SRIファンド」は社会に示してくださっています。私たちも社会に向け今後さらに発信する機会を増やしたいと考えています。
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2007年度の目標と主な行動計画
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役職員がいつでもボランティア活動に参加できるよう、参加者などの声を反映させ、興味の持てるボランティアプログラムの開発と環境整備を進めるとともに、各種助成プログラムを積極的に活用して、社会福祉に貢献できる活動を継続してまいります。 |
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